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ブライアン・メイ(Brian May)

ブライアン・メイ(Brian May)

ブライアン・メイ(Brian May)はイギリスで70年代に「ロックの頂点を極めたバンド」として広く知られているQueenのギタリストです。

「ウィ・ウィル・ロック・ユー(We will rock you)」、この曲を知らない人がこの世にどれぐらいいるでしょうか。
この曲はブライアン・メイが書き下ろした曲です。彼は他にもハードロック色の強い曲を書く一方でカントリー、バラード曲など幅広い曲作りでQueenの快進撃に貢献しました。

また彼は独特の甘いトーンに特徴のある自作エレキギターで、ギターを何重にも重ねてオーケストラのような効果を生み出す方法などを編み出したり、大変オリジナリティの高い人物でもありました。
Queenは1991年にヴォーカルのフレディ・マーキュリーが亡くなってからもポール・ロジャースと組み「クイーン+ポール・ロジャース」として活動を行ったりしています。


Queen- Bohemian Rhapsody (Live In Budapest, 1986)

Biography

1947年7月19日 生 英ミドルセックス州ハンプトン

音楽好きな父の影響でウクレレを弾きはじめ 7才の時に両親からアコースティック・ギターを買ってもらいます。ブライアンは、父の手を借りこのギターに自作のピックアップを取り付け、エレキギターにし、ギターの練習に励んでいました。
同時に彼は秀才で、インペリアル・カレッジ・ロンドンで学び、大学院では宇宙工学を研究しており、クイーンの活動が軌道に乗るまでは中学校の講師として教鞭を執っていましたた。その後ロックバンド「Queen」を結成し、その活躍は周知のところです。

35年後の2007年夏から天体物理学の研究を再開し論文を完成、博士号を授与されています。

1987年には本田美奈子のシングル「CRAZY NIGHTS/GOLDEN DAYS」をプロデュース。その後も彼女との親交は続き、2005年に彼女が亡くなった際には自身のブログで追悼のメッセージを掲載しています。本田の逝去後に発売されたアルバム「心を込めて…」にリミックス曲を提供しました。


Queen – Bicycle Race (Official Video)

ギター・プレイの特徴

なんと言っても華麗なギター・オーケストレーションが特徴です。彼のトレードマークの「レッド・スペシャル」は年月とともに改良を加えられ独特の甘い音を奏でるようになってきます。それらの音色を積み重ねギターでオーケストラをしているかのようで、シンセサイザーの音と間違われることもしばしばでした。

またブライアン・メイはピックとして日本の一円玉より少し大きくギザギザが入っている「イギリス6ペンス硬貨」を以前から使い続けていて、近年では「オーストラリア5セント硬貨」も使用しているそうです。
日本の硬貨では弾きにくいかもしれませんが、6ペンス硬貨や5セント硬貨は弾きやすく、音質自体エッジの聴いた、ハイの通ったファズ系の独特の音質が得られるそうです。

使用機材

使用エレキギター

Red Specialオリジナル・エレキギター「Red Special」

ブライアン・メイの使用エレキギターは彼が16歳の時に工作好きの父親と製作したギター「レッド・スペシャル」です。
取り壊しになった友人宅の暖炉の一部として100年以上経った木材をネックとボディーの一部にし、トレモロは古いナイフのエッジと2本のオートバイのバルブ・スプリングを使い、ネックのフレット・マークには古い真珠のボタンを使用して、試行錯誤しながら完成まで5年以上の歳月を費やしたそうです。
極性を入れ替えるフェイズスイッチ等が取り付けられています。

使用ギター・アンプ

上述の通りギターアンプも自作しており、なんとレコーディングでも使用していました。

Discography

シアー・ハート・アタック

シアー・ハート・アタック

Queen74年発表の3rdアルバム。「キラー・クイーン」「ナウ・アイム・ヒア」など、メンバーの多彩な持ち味が発揮されたバラエティ豊かなQueenの傑作アルバム。

1974年リリース作品

オペラ座の夜

オペラ座の夜

1975年発表の4作目。独特のオペラ的な趣向が端的に現れている名曲「ボヘミアン・ラプソディ」が収録。
ゴージャスなピアノに支えられた「マイ・ベスト・フレンド」、ポール・マッカートニー風の「’39」、ミュージック・ホールが似合いそうな「うつろな日曜日」、メタル・ロックにペダル・キーボードを導入した「デス・オン・トゥ・レッグス」と「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー」など実に多彩。

1975年リリース作品

ザ・ゲーム

ザ・ゲーム(Queen)

1980年発表の8作目。
ファンキーな「地獄へ道づれ」、ロカビリー調の「愛という名の欲望」、パワー・バラード「セイヴ・ミー」、ハードな「ドラゴン・アタック」ほかバラエティに富んだ楽曲が並んでいます。

1980年リリース作品