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ジャック・ホワイト(Jack White)

ジャック・ホワイト(Jack White)

ジャック・ホワイトはザ・ホワイト・ストライプス、ザ・ラカンターズのギタリスト/ボーカリスト。レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジはNMEのインタビューにおいてジャックに対し「最近のギタリストの中ではNo.1」といった賛辞を送っています。

様々な友人ミュージシャンと共に音楽活動を行っていて、2006年にはローリング・ストーンズのニューヨーク公演で”Loving Cup”の演奏にゲスト参加。その模様は映画『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』で確認できます。2009年にはザ・キルズ、ザ・ラカンターズ、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのメンバーとともに新バンド「ザ・デッド・ウェザー」を結成し、活動の幅をさらに広げています。

Biography


The White Stripes – Seven Nation Army

1975年7月9日 生 米
 ジャックはブルース・カントリー・70年代以前のロックンロールを愛好し、それらへの造詣は非常に深いものがあります。
徹底的なアナログへの拘りを持っており、ライブやレコーディングで使用する楽器・機材はほぼすべてアナログ製品を使用しています。ジャックと同世代のミュージシャンを比べると、異例とも言えるほどフィジカルな音楽を志向していて、特にセールスや派手さを重視しすぎて全く現実感のないような、過剰なマスタリングが施された現代的ポピュラーミュージックを嫌っています(「普通にアンプにギターを繋いで、普通にギターを演奏して、普通に歌を歌ったら、あんなおぞましいキラキラとした音は出ない」などとも語っています)。

 ちなみにジャックは一貫して、音楽をデータでもなくCDでもなくレコードで聴くことをファンに勧めています。(ポピュラー音楽はディスクジャケットやブックレットなども含めた総合アートである、というジャックの理念から来るもの。ジャックが関わったほぼすべての音源はアナログレコード盤でも発売されています)

ジョーク好きな人柄ながら、しばしば奇人・変人ともメディアに書き立てられています。特に2005年からのツアーでは”Three Quid”(3個の1ドルポンド)と改名し話題を振りまきましたが、ツアー終了時にすぐ元の名前に戻しイギリスのラジオでそれら理由を尋ねられた際、ジャックは「それはすべてお金に関することだよ」と答えました。


The White Stripes-Jolene

ギタープレイの特徴

 ブルース・カントリーなどの近代的音楽からの影響が色濃いながらも、絶妙な現代性を散りばめたギタープレイを展開しています。
それらは多くがジャックの生み出した独創的なリフを主体として演奏されるため、1970年代のブルース色を多大に残していた頃のハード・ロック(レッド・ツェッペリン、ブラック・サバス、フリー)とよく比較され、ジャック自身もそれらからの影響を公言しています。


The White Stripes – Dead Leaves And The Dirty Ground (Video)

 使用するギターやエフェクター類は、オーソドックスでシンプルかつチープなものばかりですが、突然ファズで強烈な歪みを加えたり、ハウリングやペグを弛緩させたベンド奏法によるノイジーなプレイを始めたりなど、そのセンスは他のギタリストとは一線を画しています。
 ヴォーカルでは高音を多用し、歌うというよりも「叫ぶ」もしくはブルース的に「語る」ような趣の楽曲が多く、ギターだけにとどまらずオルガン、ピアノ、マリンバ、ドラムなど様々な楽器も演奏します。しかし、テクノロジー色が強いプログラム、コンピューター系の楽器は演奏しないという志向は貫いている様子。

Discography

The White Stripes

The White Stripes/The White Stripes

2ピースのシンプルなバンドアンサンブルが奏でるアグレッシヴなブルーズはこの時点で充分に完成されている。

1999年リリース作品

De Stijl

De Stijl /The White Stripes

2作品目。

2000年リリース作品

White Blood Cells

White Blood Cells/The White Stripes

この2人組は音をできるだけそぎ落とし、メグ・ホワイトのシンプルなドラムのビートと、ジャック・ホワイトのガレージ感覚のギターと訴えかけるようなボーカルというベーシックな音に近づけた。3枚目のフルアルバムになる本作では、音数こそ少ないものの、このデトロイト出身のバンドはパンキッシュなR&Bテイストのヒップで耳障りな音の塊を作っている。

2001年リリース作品

Elephant

Elephant/The White Stripes

4枚目のアルバム。

2003年リリース作品

Get Behind Me Satan名盤

Get Behind Me Satan/The White Stripes

ホワイト・ストライプスの最高傑作と名高い作品。
このアルバムでは、ギターに変わってピアノがフィーチャーされた斬新なロックアルバム。

2005年リリース作品

Icky Thump

Icky Thump/The White Stripes

前作よりさらにアグレッシブに・攻撃的にロックしたアルバム。バグパイプの導入などバラエティに富んだ楽曲群に仕上がっているが、しっかりと芯が詰まった作品。

2007年リリース作品