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VANZANDT(ヴァンザント)のピックアップ

VAN ZANDT(ヴァンザント)は、アメリカのテキサス州に拠点を構えるリプレイスメントピックアップメーカーです。全てのモデルが手作業で作られる「完全ハンドメイドモデル」であり、50年代〜60年代頃の「ヴィンテージサウンド」を狙ったピックアップが多いです。

VAN ZANDTのピックアップは「スティーヴィー・レイヴォーン」や「エリック・ジョンソン」といったストラトキャスターを愛用した世界的ギタリストが愛用していたことで有名です。そのサウンドは「ヴィンテージを超える」と言われており、枯れたようで枯れきっていない独特な音色が、多くのギタリストを魅了しています。
VANZANDTのギター

VAN ZANDT ピックアップの特徴

冒頭で軽く触れているように、VAN ZANDTのピックアップは「ヴィンテージ寄り」のサウンドを持つモデルが多いです。ただ当時のピックアップを再現するだけでなく、そこに「VAN ZANDTの個性」を入れることで、オリジナリティ溢れるモデルを作り続けています。

ラインナップとしては「低〜中出力モデル」が多く、完全ハンドメイドだけあって、一つ一つの製品が高いクオリティを誇っています。また、シングルコイルピックアップのラインナップが充実しているのも特徴です。

VAN ZANDTの定番ピックアップ

TRUE VINTAGE

TRUE VINTAGE

50年代のシングルコイルサウンドを再現したのが「TRUE VINTAGE」です。「これぞストラト」という言葉が相応しい定番モデルで、ヴィンテージトーンの中に「太さ」と「音圧」を兼ね備えています。音が暴れやすいモデルではありますが、トレブル(高音)の絶妙な調整と「適度なコンプ感」により、「耳触りの良いサウンド」に仕上がっています。

ピッキングニュアンスもハッキリ出るので、強弱を付けた表情豊かな演奏を好むギタリストにオススメです。倍音が豊かなモデルなので、「チューブアンプの歪み」を使って音作りをすると、キメ細かいドライブサウンドを鳴らすことができます。マグネットに「アルニコ」を使用、直流抵抗値はネック側から「5.92kΩ」、「5.94kΩ」、「5.95kΩ」となっています。
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VINTAGE PLUS

VINTAGE PLUS

62年製のストラトキャスターと同じパーツと構造を採用したのが「VINTAGE PLUS」です。上記のTRUE VINTAGEと肩を並べる、VAN ZANDTの定番モデルです。マグネットに「アルニコ」を使用、直流抵抗値はネック側から「6.06kΩ」、「6.17kΩ」、「6.28kΩ」です。

TRUE VINTAGEと比べると、ミドル(中音)が出やすいモデルとなっています。ギターの美味しいポイントをしっかり押さえており、ヴィンテージ系ながらも「パワフルなサウンド」を持っているのが特徴です。ゲイン幅、音の粘り、サステイン量、全てのバランスが取れている「優等生」です。スティーヴィー・レイ・ヴォーンのサウンドを追求しているギタリストに試してもらいたいモデルです。
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その他、ストラトキャスター向けピックアップ

BLUES

BLUES

定番モデル、VINTAGE PLUSをベースに開発されたのが「BLUES」です。名称通りブルース・ロックにピッタリのモデルで、ミドルを強調した粘りのあるサウンドは、スティーヴィー・レイ・ヴォーンのギターを彷彿させます。

ゲインに関しては、VINTAGE PLUSよりも高く、ROCKよりも低い位置づけになっています。歪ませなくても甘く、図太いサウンドなので、クリーンを多用するギタリストにオススメです。
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ROCK

ROCK

VAN ZANDTが扱うシングルコイルピックアップの中で最も「ハイゲイン」なモデル「ROCK」です。音質特性的には「フラット」で、ワイドレンジなサウンドとなっていますが、とても暴れやすいモデルなので、音作りの敷居が多少高めです。あのエリック・ジョンソンをも魅了したピックアップとして知られています。

シングルコイルピックアップにしてはゲインが高いため、歪ませると気持ちの良いドライブサウンドを鳴らすことができます。まさにROCKの名を飾るに相応しい、ロックからハードロック向けのピックアップです。
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テレキャスター向けピックアップ

VZTBS

VAN ZANDTのテレキャスター用リプレイスメントピックアップが「VZTBS」です。50年代のヴィンテージサウンドを追求した「ランダムポールピースタイプ」です。ポールピースはそれぞれ「面取り」されており、デザイン性の高いモデルでもあります。

サウンドは太く、ゲインも比較的高めです。ミドルを強調としたモデルなので、テレキャスター特有のジャギジャギしたサウンドにはなりませんが、「テレキャスらしさ」はしっかり残っています。

ハムバッカー・ピックアップ

TRU BUCKER 4C

50年代から60年代のヴィンテージピックアップを再現し、「独自の要素」を取り入れたモデルが「TRU BUCKER 4C」です。音質特性的には「トレブル(高音)」が強調されており、まさにヴィンテージサウンドそのもの。しかし、音の抜け方は「現代のハムバッカーモデル」に近いものがあり、「ヴィンテージとモダンが共存している」モデルと言っても過言ではないでしょう。

シングルコイルピックアップのイメージが強いVAN ZANDTですが、このTRU BUCKER 4Cは隠れた名器であり、どのジャンルもこなせるオールラウンダーです。マグネットには「アルニコ㈿」を使用、直流抵抗値はそれぞれ「8.43kΩ」となっています。
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ムスタング向け

ST FLAT-POLE

ST FLAT-POLE

フェンダー・ムスタング用のピックアップですが、太く輪郭のあるワイルドなサウンドはどちらかと言うとストラトキャスターに似ています。

レスポール向け

SOAP BUCKER

SOAP BUCKER

ギブソンが開発したオリジナルのシングルコイル・ピックアップ「P-90」をアレンジしたギブソン・レスポール向けモデル。クリアな出音で、芯のしっかりとしたサウンド。