《ハムバッカーの元祖》ギブソンのピックアップについて

[記事公開日]2023/5/20 [最終更新日]2023/10/1
[ライター]小林健悟 [編集者]神崎聡

ギブソンのピックアップ

ギブソンの開発したシングルコイル「P-90」とハムバッカー「PAF」はしっかりとした出力と太く力強い音色が持ち味で、フェンダーのシングルコイルと双璧を成す「現代のスタンダード」として完全に定着しています。特にハムバッカーは早すぎたデビュー時の苦労こそあれ、現在では懐かしめのジャズから最新のメタルシーンまで、幅広いジャンルで絶対的に必要不可欠なツールになっています。そんなわけで今回は、ギブソンのピックアップについていろいろなことを見ていきましょう。


The Gibson Pickup Shop
ギブソンのピックアップ製造部門「ピックアップ・ショップ」では、昔ながらの製法から現代的な手法まで駆使してピックアップを作っている。自動化の難しい工程が多いらしく、随所に手作業が見られる。

歴史的名機「P.A.F」の歩み

Gibson P.A.F ピックアップ 引用元:http://forum.gibson.com/index.php?/topic/105629-1950s-era-paf-pickups/
「Patent Aplied For(特許出願中)」のステッカーが貼られたことで、PAFの愛称が生まれた。

ギブソンのピックアップを語る上で、「P.A.F」は欠かすことができません。温かみのある低域、明瞭な中域、鮮明な高域を持つPAFの音は、ライバルのフェンダーと一線を画す個性を持っています。またハイゲインでの使用に耐える性能があり、PAFの使い手によってロックの名演が数えきれないほど生まれました。このため現存のヴィンテージP.A.Fは非常に高値で取引されており、ギターマニアの憧れとなっています。

現代では様々なピックアップメーカーがヴィンテージP.A.Fを再現した「クローンP.A.F系」の製品を販売しています。中でも本家ギブソンのクローンP.A.F系ピックアップは完成度が非常に高く、多くのプロギタリストが好んで使用しています。
では、PAFから始まるギブソン製ハムバッカーの歴史を見ていきましょう。

1955 年《フェンダーに対抗する新製品の開発》

1950年代、ギブソン社はフェンダーに対抗し、シングルコイルの泣き所「60サイクルのハムノイズ(ヴヴーという低い持続音)」を解決した高品位なギターの開発を目指します。
当時の従業員セス・ラバー氏は2基のシングルコイルによるハムキャンセル(ハムバッキング)効果に着目、1955年にハムバッカー・ピックアップの設計を完成させ、同年にギブソン社との共同特許を申請します。これが認められて「米国特許2896491」が発行されたのは1959年でした。

《PAFの生みの親》セス・ラバー

PAFの生みの親として知られるセス・ラバー氏(Seth Lover。1910ー1997)は、幼いころから電気に興味を持っていたようです。20代を米軍のエレクトリニクス研究員として過ごし、1941年にギブソン社に入社、第二次世界大戦を経て復職、1967年にはフェンダー社からヘッドハントされます。フェンダー社での功績としては、ワイドレンジ・ハムバッカーの開発が有名です。
1975年にフェンダーを定年退職してからはセイモア・ダンカン氏と親交を深め、1994年にはオリジナルPAFの精巧なクローン「SH-55(Seth Lover)」をセイモア・ダンカンからリリースしています。

1956年&1957年《名機「PAF」堂々デビュー》

特許取得を待たずして、ギブソンは新しいピックアップを市場に投入します。まず1956年、8弦のラップスチールギターに採用します。6弦のエレキギターとしてはES-175への採用が初めてで、次いでレスポールに採用、1957年のNAMMショーに出展して世界へのデビューを飾りました。この頃はまだPAFの名はなく、新しいピックアップには「P-490」の品番が付けられていました。
最初期のPAFに「Patent Applied For(特許出願中)」のステッカーはありませんでした。ステッカーが使用されたのは1957年の後半から1962年あたりまでで、デビューからこの頃までのPAFは「オリジナルPAF」と呼ばれます。


定番機「’57Classic」の背面。60年代中盤までのPAFをイメージしたモデルには、現在でもこのように特許出願中ステッカーが貼り付けられている。

1961年 《製品規格の確定》

この年にPAFの生産体制が見直され、個体差が抑えられます。アルニコIIが混在したこともありこそすれ、磁石は全長2.25インチのアルニコVに一応は統一され、コイルの巻き数のバラツキは抑えられ、直流抵抗は7.5kオーム近辺にまとまるようになりました。
それ以前のPAFでは、アルニコ2から5までがランダムに使用され、磁石自体の強さにもバラつきがありました。コイルを巻く作業は自動化されておらず、機械の回転を手動で停止させる必要から巻き数もまちまちでした。「ハムバッカーを構成する2つのコイルの巻き数がバラバラ」なんてことも普通だったんですが、むしろこの状態がきらめくマジックットーンを生みだす秘密だったと解明されたのは、後になってからでした。
この年の規格改定によって工業製品としてのPAFの品質は向上しましたが、オリジナルPAFの音への支持は根強く残ったわけです。なお現在では、コイルの出力が不ぞろいなハムバッカーを「アンバランスドコイル」、出力の揃ったコイルを「バランスドコイル」と呼んでいます。

1962年~《パテントナンバーが付けられる》

1962年に「特許2737842」のステッカーが採用されます。特許番号が付けられたことから「ナンバードPAF」または「ステッカー・ナンバードPAF」と呼ばれるようになりますが、個体差が抑えられた以外はオリジナルPAFと同様です。なお、これはPAFの特許番号ではなく、レス・ポール氏が1956年に取得したトラピーズ・テールピースのものです。なぜこの番号が使われたのかは、ギター史におけるミステリーとなっています。

1965年《仕様変更から新しい音へ》

コスト圧縮と作業の効率化を目指し、1965年には工程と仕様が見直されます。エナメルコーティングされたワイヤーは、ポリウレタンコーティングされたワイヤーに切り替えられました。またコイルのワインディングが完全に自動化され、直流抵抗のばらつきがなくなります。磁石は今度こそアルニコVに統一されました。
この年以降のPAFでもパテントナンバーのステッカーは引き続き使用されましたが、ボビンの上面に正しい向きの目安として「T」が記されたことから「Tトップ」あるいは「Tバッカー」とも呼ばれました。サウンドはオリジナルPAFより明るく、タイトで、アグレッシブになっています。
Tトップは1979年まで生産されましたが、1975年にはステッカーの代わりにパテントナンバーが刻印されるようになり、この期間のTトップは「刻印ナンバードPAF」とも呼ばれます。なお、番号は相変わらず2737842です。

1981年《オリジナルPAFの復刻》

1981年、ヴィンテージ・リイシューモデルの開発に併せ、オリジナルPAFの仕様に合わせたハムバッカーが再構築されました。復刻されたPAFは「ニューPAF」あるいは担当者ティム・ショウ氏から「ティム・ショウPAF」と呼ばれます。なおショウ氏は現在、フェンダーのチーフエンジニアを務めています。
予算の都合で巻き線はポリウレタンワイヤーのままでしたが再現度は極めて高く、1980年代のリイシューモデルに採用されたほか、1990年代のカスタムショップ・モデルにも採用されました。
ここまでの歴史でPAFにはいろいろなことが起きましたが、品番は一貫して「P-490」でした。ライバルのフェンダーが次々と新しいピックアップを考案していた一方で、ギブソンは一途にPAFを作り続けたわけです。

ところで、「ポッティング(ロウ漬け)」とは?

ポッティング(Wax Potting、またロウ漬け)は組み立てたピックアップを溶かしたワックスに浸す工程のことで、浸透させたワックスが部品を効果的に固定します。これにより各部品が保護されるほか共振しにくくなり、レスポンスが安定しやすくなります。エレクトロニクスの分野では伝統的な工程で、現代のピックアップ製造でも常識的に施されます。

ポッティングしないと何が起こるのか。

ポッティングしないと、部品の共振によりハウリングが起きやすかったり、ギター本体をたたいたりスイッチを操作したりするときの音を拾ってしまったりします。この状態を「マイクロフォニック」と言い、本来なら弦の振動しか拾わないはずのピックアップが普通のマイクのように機能してしまいます。大音量での演奏やガッツリ歪ませた設定では特にひどい症状になり、演奏に支障をきたすこともあります。

PAFはポッティングされていなかった。

しかしだいたい1970年代中盤くらいまで、PAFはポッティングされませんでした。これについてはPAF開発時、わざわざポッティングしなくてよいと判断されたものと考えられます。1950年代当時にはまだディストーションサウンドが認知されておらず、ちょっとくらいマイクロフォニックでも問題ない、とみなされていたようです。
ただし、ポッティングすると高域がちょっとだけ削られてしまいます。ポッティングされていないハムバッカーには、大音量やハイゲインでの使いにくさと引き換えに、豊かな高域というメリットがあるわけです。また部品が動揺することで不安定になるレスポンスは、響きの複雑さと豊かさだと好意的に解釈されます。


Joe Bonamassa | Black Beauty Les Paul Custom
ポッティングなしのPAFクローン「Custombucker」。ドライブサウンドが使いにくいと言われつつも、これくらいの歪ませ方ならむしろ大変美しいサウンドを奏でる。

ギブソン製ピックアップのラインナップ


The Gibson Pickup Shop Demo
こちらの動画では、いろいろなピックアップのいろいろなサウンドを一気に観ることができる。

現在のギブソンでは、「The Historic Collection」「The Original Collection」「The Modern Collection」の3つのカテゴリーでピックアップをリリースしています。ポジション名はギブソンの伝統にのっとり、フロント用は「R(リズム)」、リア用は「T(トレブル)」と表示されます。では、それぞれのラインナップを部門ごとに見ていきましょう。

The Historic Collection「Custombucker」

Custombucker

カスタムショップ製モデルに採用される「ヒストリック・コレクション(The Historic Collection)」のピックアップは、オリジナル・PAFを再現した「カスタムバッカー(Custombucker)」の1モデルがリリースされています。ギブソンのハムバッカーでは唯一アルニコIII磁石を使用しているところがポイントで、ポッティングなし、直流抵抗8.0kオームという仕様です。また、そもそも各ポジション向けに作り分けることがなかったという歴史にのっとり、特定のポジション向けには作られていません。バリエーションはカバードにニッケルとゴールドの2種、オープンタイプにブラックとゼブラの2種があります。


Slash | The Slash Collection
本来ならカスタムショップのギターにのみ搭載されるカスタムバッカーだが、シグネイチャーモデルには特別に採用されることがある。

The Original Collection

Gibson The Original Collection

「オリジナル・コレクション(The Original Collection)」からは、1950年代から1970年代までに使用されたモデルを復刻したピックアップがリリースされています。PAFクローンを中心としたハムバッカーの豊かなラインナップに加え、P-90とミニハムバッカーもリリースされています。

Burstbucker Type1/Type2/Type3

Gibson Burstbucker

「バーストバッカー(Burstbucker)」は、オリジナルPAFを可能な限り再現したモデルです。アルニコII磁石を使用、ポッティング非処理で、アンバランスコイル仕様であり、かつ出力を3パターン用意することで当時の個体差まで再現しています。「Type 1」は直流抵抗7.8kオームの低出力機で、クリーンやクランチに良好な繊細で甘いトーンを持ってます。「Type 2」は直流抵抗8.4kオームの中出力型で、バランス良くオールマイティに使用できます。「Type 3」は直流抵抗8.7kオームの高出力モデルで、パワフルかつ粘りのあるドライブサウンドが得られます。一般に、Type 1(R)とType 2(T)、もしくはType2(R)とType3(T)の組み合わせが推奨されます。なお、バリエーションはニッケルのカバードのみです。
バリエーションモデルとして、アルニコV磁石採用、ポッティング非処理、直流抵抗8.0kオームの「60s Burstbucker」がリリースされています。ブライトなニュアンスが加わったモデルで、こちらもニッケルのカバードのみです。


Joan Jett Gibson Signature ES 339
ロックンロールの正義として知られるジョーン・ジェット女史。シグネイチャーモデルはBurstbucker2と3の組み合わせ。

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Burstbucker Pro

Gibson Burstbucker Pro

「Burstbuckerの最終進化形」として作られたのが「Burstbucker Pro」です。アンバランスドコイル仕様は継承しつつ、アルニコV磁石採用によりリッチ感、ドライブ感、アタック感を増した、より押し出しのあるトーン・キャラクターを持っています。直流抵抗はリズム用で7.8kオーム、トレブル用で8.3kオームと各ポジションに最適化しており、ポッティングが施されているのでハイゲインにも対応できる、非常に使いやすいモデルです。

’57 Classic

Gibson 57 Classic

「’57 Classic」は、数々のギブソン製品に標準搭載された実績のあるクローンP.A.F系ピックアップです。マグネットにアルニコIIを使用、直流抵抗8.0kオームという組み合わせはオリジナルPAFを意識したヴィンテージ仕様と言えますが、ポッティングされているので非常に使いやすく、バランスドコイルの素直なサウンドも相まって根強く支持されています。
ポジションの区別はありませんが、カバードにニッケルとゴールドの2種、オープンタイプにブラックとゼブラの2種という豊かなバリエーションがあり、ニッケルカバードモデルのみ、コイルタップなどに便利な4芯仕様もあります。
またコイルの巻き数を増すことで直流抵抗を8.3kオームに持ち上げ、アルニコIIによる豊かなヴィンテージトーンを持ったまま出力を上げた「’57 Classic Plus」もあり、こちらはリア用が推奨です。

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T-Type

Gibson T-Type

「T-Type」は1966年から1979年まで作られたナンバードPAF、「Tトップ」をイメージしたピックアップです。アルニコV磁石採用&ポッティング非処理、バランスドコイルという仕様で、直流抵抗はリズム7.3kオーム、トレブル7.6kオームと控え目です。低出力機特有の、マイルドでキメ細かい歪み方が楽しめます。


Gibson Custom Shop Kirk Hammett 1979 Flying V
T-Typeの登場により、デビュー当時のメタリカを支えた伝説的フライングVのサウンドが復刻された。

Dirty Fingers

Gibson Dirty Fingers

「ダーティーフィンガーズ(Dirty Fingers)」は、1970年代以降のハードロック/メタルシーンを力強く支えた名機です。セラミック磁石を採用した高出力モデルで、直流抵抗は15kオームにもなります。4芯仕様で特殊配線に対応でき、それぞれのコイルにアジャスタブル・ポールピースが備えられているので弦ごとの出力調整がシビアにできます。ポッティング処理されているので、ギッシャギシャに歪ませても大丈夫です。

70s Tribute


Gibson 70s Explorer | Brian Bell (Weezer) Erste Eindrücke
「70sトリビュート(70s Tribute)」は、1970年代に活躍したハードロック・ギタリストのサウンドをイメージした、強烈にホットなPAFクローンとして開発されました。アルニコV磁石採用、ポッティング仕様で、直流抵抗はリズム16.2kオーム、トレブル15kオームとかなりのハイパワーで、現代のエクストリームなシーンで活用できます。

P-90

Gibson P-90 手前から、ドッグイヤー、ソープバー(クリーム)、ソープバー(ブラック)。ドッグイヤーはピックアップ本体の高さ調節ができず、ポールピースの操作のみで調節する。

「P-90」はPAF発明以前に1軍起用されていたシングルコイルピックアップで、フェンダー系とは違った太く温かいサウンドが支持されています。ギブソン初期のファイヤーバード/ES-125/ES-175、現在ではレスポール・ジュニア、レスポールスペシャルに標準搭載されており、「ドッグイヤー型」、「ソープバー型」があります。シングルコイル特有のエッジ感/音抜けの良さ・歯切れの良さとコシを持ちながらもハムバッカーのような甘く太いサウンドも兼ね備えていて、ジャズやブルースなどのギタリストに好まれています。

いま振り返る、P-90ピックアップのサウンドについて

Original Mini-Humbucker

Gibson Original Mini-Humbucker

エスカッションと一体化しているのが特徴。ピックアップ本体の高さを調節するときには、エスカッションもろとも上下する。
レスポール・デラックスに搭載されるミニハムバッカーは、ハムノイズを軽減したP-90サイズのピックアップを求めるニーズに応え「P-90のサイズにフィットするハムバッカー」として開発されました。P-90搭載機を木部の加工なしでハムバッカー仕様に変身させられます。標準的なハムバッカーより狭い磁場によるブライトなサウンドが持ち味で、アルニコII磁石採用、ポッティング仕様です。

The Modern Collection

Gibson The Modern Collection

「モダン・コレクション(The Modern Collection)」はギブソンの伝統と革新をコンセプトに据え、次世代のサウンド・メイキングを支えるピックアップをリリースしています。コイルタップなど特殊配線を想定して全て4芯仕様で、サウンドとしてはクラシカルなテイストのモデルも悪魔のように歪むモデルもあります。ポールピースの間隔をポジションごとに最適化しているのは、他シリーズにはない現代仕様ならではの大きなアドバンテージです。

背面には「Gibson USA」のロゴが刻印される。

“Modern Classic”490R/T

490Rはオープンタイプ、クロームカバー、ゴールドカバーの3種。490Tはクロームカバーのみ。

モダンクラシックの異名を取る「490R」と「490T」は、ギブソンにおけるモダン系標準仕様のハムバッカーです。品番はPAFの正式名「P-490」に由来すると思われ、アルニコII磁石を使用した控え目な出力を持っており、ポッティングが施されています。

57クラシックをベースにしながらもハイ・ミッドの出力が強化されており、サウンドバランスの取れたクリアな音質特性が持ち味す。なお直流抵抗は、490Rが8.0kオーム、490Tが8.2kオームに設定されています。


Doug Aldrich Demos The Gibson Les Paul Tribute
Les Paul Tributeによる490R/Tのサウンド。

“Hot Alnico” 498T

Gibson Hot Alnico

ホットアルニコの異名を取る「498T」は、490Tの高出力仕様をいう立ち位置のモデルです。しかしアルニコV磁石採用、直流抵抗14.2kオームという仕様は490Tと一線を画す、押し出しの強いパワフルなサウンドを持っています。ハードロックやメタルといったラウド系ミュージックにピッタリのピックアップです。

“Hot Ceramic”496R / “Super Ceramic”500T

手前:500T、奥:496R

強力なドライブサウンドが要求されるラウドミュージックのニーズを受けて登場したのが、「496R」と「500T」です。496Rは圧倒的なサスティーンとパワー、そしてクリアな高音域と輪郭が、500Tは強力なローエンドとクリアなトレブルが持ち味です。両機ともセラミック磁石を使用、直流抵抗については496Rは8.4kオーム、500Tは15.2kオームです。

ハムバッカー各モデルの仕様 ハムバッカー各モデルの仕様を並べてみた。これだけラインナップがある中で、仕様が一致するものはなく、うまく住み分けされている。


以上、ギブソンのピックアップについていろいろ見てきました。現代では’57ClassicやBurstbuckerなどPAFクローンが厚く支持されているような情勢ですが、それぞれの時代を彩ってきた後継機種や現代的な高出力機も注目に値します。実際にギブソンのギターに搭載されているピックアップも多くありますから、興味のある人は実物をチェックしてみてください。

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